3月7日から11日　　ニュージーランドにてボバース　アドバンス講習会に参加してきました。

ドイツのゲリンデ先生、カビ先生　そして12名の受講生ということでとても濃密な時間でした。印象深かったのは、患者さんが自分自身の問題を理解していく過程、そして行動を変えていこうとする過程で筋緊張が変していく。その人自身が自分の身体を感覚・知覚し、そして行動に変化していく過程がとても短時間で驚くばかりでした。中枢神経系が自分自身、そして環境を捉え、中枢神経系の下降性の制御をどのように改善していくか？行動の変化のためには患者さんが知識だけでなく、身体で理解できるように治療が積み重ならなければならないと改めて考えをさせるとても大きな経験となりました。このような機会をくださった講師の先生方やニュージーランドのボバース連盟の方、受講のために予定を調整してくださった患者さんにただただ感謝です。