現在の状況でどのように技術の研鑽ができるか?
全国で病院や施設などで勤務されているリハビリスタッフの皆さんは技術の研鑽をどのように行えるか?
とても難しい課題になっています。技術を伝える場が今は開けない現状があります。ZOOMなどで遠隔的に治療指導をするなど、努力されている指導者の方々も多くいらっしゃいます。
当施設では技術研鑽のため、セラピストが利用者を紹介していただいた時に施術を見学していただいたり、高い技術を持っているセラピストにお呼びして、技術研鑽を行っています。(写真はボバースコンセプト アドバンスコースインストラクター 石田先生)
私自身もボバースコースインストラクターとして認定されるまで、国内での講習会だけなく、海外での講習会の受講や研修など多くの時間を技術研鑽に費やしてきました。
多くの経験のあるインストラクターによる指導や患者様から多くのことを教えていただき、理学療法士という仕事について20年以上たっても興味や好奇心が絶えない仕事につけたことは、とても恵まれいると感じています。
本や文献を読んだだけで得られない知識をどのように今後も増やしていくか?
ボバース夫妻もフェルデンクライス氏も第二次世界大戦後 それぞれ発展し、脳の機能がわかなかった時代から人の脳機能、運動の学習、運動のコントロールを独自の切り口で発展し、現在も多くの人に感動や発見を与えています。人々の好奇心を揺さぶる奥の深さが、、時には混乱し、時にはわくわくする感じですが。